41.また、タマ考える。。 |
タマの世界征服 |
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41.また、タマ考える。。 |
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怪人コネロクは人間を痛めつけ征服すると…でもタマには征服する理由が見つからない。 「何でにゃ…。」 「タマちゃん。」 「タマちゃん、どうしたの、返事もしないで。」 タマが顔をあげて白ちゃんを見た。 「父さん、遊んでよ~」 ハチがじゃれてきた。つられてキジコも。 「父さん、遊ぼうよ~」 子猫達は遊びたくて仕方がない様子だ。 「シロちゃん公園に行ってもいいかな?」 「この子達も一緒に?それはちょっと大丈夫かな?白玉はまだ私から離れたくなさそうだし…。」 「そうだね、僕だけでちょっと行ってくるよ。」 そう言うと外へ駆け出していった。公園へ行ってみるとレオンが木陰でいつものようにゴロゴロとしている。 「やぁタマ!どうしたんだい?」 タマはレオンに自分が前の飼い主にいじめられ捨てらたこと、人間に復習をしようと考えていたこと、そして子供が生まれて楽しくなったことを話した。 「そうなんだ。タマ大変な思いをしたんだね。でもタエちゃんが拾ってくれてよかったじゃないか。今では子猫の父さんにもなったし。」 「でも…」 「人間もいろんな人がいるんだ。悪い人もいば、とってもいい人。タマはラッキーだったことを喜んでいいんじゃないかな。」 「そうなのかにゃ~」 「そうだよ。僕もたまに会えて嬉しいし。全て受け入れて楽しく生きていこうよ。」 またまたタマは考えた。 |
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